検索結果画面で additionalAttributesなどによりフィルタリングされていない場合、検索結果に表示されない原因はクロールされていないことが多いです。クロールされない三大原因は次のようになります。
- リダイレクト処理と link canonical設定がループしている
- クロールの経路上でJavaScriptによるハイパーリンクが作成されている(「もっと見る」やタブ形式表示も含む)
- プルダウンによる切替操作が必要な場合がある
「1」の典型例としては次の動作となり、クロールされません。
・ https://www.example.com/news/ をクロール
・ https://www.example.com/news/ HTMLソースの link canonical タグに「 http://www.example.com/news/ 」と記載(httpが設定)
・ http://www.example.com/news/ をクロール
・ Webサーバ設定により https://www.example.com/news/ にリダイレクト(httpsにアクセスすると link canonical指定先をクロール)
稀に link canonicalに設定された URLが存在しない場合があり、この場合もクロールされません。
link canonicalに設定される URLを適切にしていただくことで解消されます。
「2」の典型例としては次の動作となり、クロールされません。
・ https://www.example.com/news/ をクロール
・ Webサイト内や外部ドメインにある JSONファイルを読み込み、ブラウザではニュース一覧を表示
・ クローラは JSONファイルの読み込みそのものや JSONファイルを読み込むJavaScriptを実行できないため、ニュースのURLを判断できずクロールされない
・ ページネーションについても同様でクロールできない
sitemap.xmlファイルにクロール対象となるニュースのURLを全て記載し、作成・更新していただくことで解消されます。
※クローラに sitemap.xmlファイルを読み込む追加設定が必要です。
「3」の典型例としては次の動作となり、クロールされません。
・ https://www.example.com/news/ をクロール
・ 今年度のニュース一覧が表示
・ HTMLソースに各ニュースへのハイパーリンク(Aタグ)があるので、それらをクロール
・ 昨年度以前の年度のニュース一覧はプルダウンで切替
・ 切替後、https://www.example.com/news/2024/ のような URLで2024年度ニュース一覧が表示
・ クローラはプルダウン操作ができないため、昨年度以前のニュースをクロールできない
クロールを開始するURLとして https://www.example.com/news/2024/ などを追加することで解消されます。
※クローラに開始URLを追加する必要があります。
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